こんなん見かけたら買うしかないじゃないか、と思っていたところ、河出文庫の鷲尾三郎名作選も見つける。
こんなん見かけたら買うしかないじゃないか!!
でもどうせ論創ミステリ叢書で「鷲尾三郎小説選」とかでてるでしょ、と調べたところ、まだ出てないらしい。
しばらくは鷲尾三郎名作選で飢えをしのげそうだ。
最近ようやくジョージェット・ヘイヤーの「グレイストーンズ屋敷殺人事件」が読み終わりそう。
この作家は女性でしかも本職はロマンス作家なため、女流作家にありがちの人物や心理を細かく描写する類のものだと思っていたが、とんでもない間違いだった。
まさか鮎川哲也や山沢晴雄バリの論理派がいるとは思わなかった。
ところどころに海外の作家らしい強引さ(謎の足跡やネビィル・ヘレン・サリーあたりの会話)はあるが、各人物のアリバイや行動を死体発見時刻から逆にたどって構築していくという、本格推理を地で行くスタイルには好感しかもてない。
久しぶりにメモを取りながら読み進めることになった。
そうでもしないとこれは理解できなかったと思う。
これもまた楽しみでもある。
入荷。
紅い蜃気楼(多岐川恭)
メグレ推理を楽しむ(ジョルジュ・シムノン)
バミューダ霊海ドーム(竹河聖)
世界の卵(小太刀右京)
誘蛾灯(横溝正史)
メグレと優雅な泥棒(ジョルジュ・シムノン)
装いは死の匂い(阿木慎太郎)
異郷の扉(草川隆)
江戸川乱歩賞全集4(戸川昌子・佐賀潜)
深海恐竜殺人事件(嵯峨島昭)
メグレ氏ニューヨークへ行く(ジョルジュ・シムノン)
長い夜の贈りもの(嶋田純子他)
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