これらの作家ならば他にもっと再版するべき作品があるだろうと思う。
ミステリーには様々なジャンルがあり、ハードボイルドやサスペンス、犯罪小説は作品も数が多く、読むか読まないか、欲しいか欲しくないかの線引きがあいまいなっている。
商品として世に出ているのだから、作品の出来は水準以上であることは疑わないが、何をもって選り好みするかは完全に趣味に寄ってしまう。
サスペンスではとりあえずアイリッシュは読みたいと思うので、最近見かけたポケミスを買っておく。
野生の花嫁、自殺室、睡眠口座、聖アンセルム九二三号室、もう探偵はごめん、等々。
翻訳者によると、アイリッシュは自宅を持たずにホテルで母親と暮らしていたようである。
そんなことしていたらホテル代がとんでもないことになるのではと思うが、売れっ子作家(という認識でいいのか?)であるためか、そこらへんへの言及はなかった。
十分な収入があったのだろう、さすがサスペンスの詩人は格が違う。
wikiで書かれていることが正しいなら、アイリッシュが亡くなったとき、口座の残高は100万ドルだったとか。
当時の日本円にするといくらになるのか。
またまた最近の話で、フランク・グルーバーやホイット・マスタスンを個人用に買っておく。
両者とも初めて手にする作家で、グルーバーはともかくとしてマスタスンはこのときはじめて知った作家だった。
前者はユーモア・ミステリーで、後者はハードボイルドないし警察小説という感じだろうか。
こういう出会いから、趣味の見聞を広げていくのもいいかもしれない。
入荷。
鬼女伝説殺人事件(生田直親)
ある詩人への挽歌(マイクル・イネス)
スポンサーから一言(フレドリック・ブラウン)
近所の国のアリス(中原涼)
奮闘(ジョイス・ポーター)
逃げたロボット(レスター・デル・レイ)
ムーンシェイ・サーガ4(ダグラス・ナイルズ)
ファイナルファンタジー 勇者に栄光あれ!(井上尚美)
鉄道回文殺人事件(関口甫四郎)
幸いなるかな、貧しき者(ハドリー・チェイス )
うそつきロボット(アイザック・アシモフ)
プラーグの妖術師(友野詳/グループSNE)
物の怪(鳥飼否宇)
見えないグリーン(ジョン・スラデック)
語られると怖い話(赤木かん子編)
鏖殺の凶鳥(佐藤大輔)
創元推理文庫の旧装幀がいくつか手に入ったので、こっちを更新しておく。
それでもまだ40種類か。
まだまだもっと奇天烈な装幀があるだろうから、めぐり合わせに期待しよう。
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