投稿画像

続きを読む

停まった足音、なんと魅力的なタイトルだろうか

ようやくA・フィールディングの「停まった足音」を読み終える。この作品、内容が複雑で緻密なため、かなり読むのが難儀だった。どれくらい複雑なのかというと、メモをとらなければ絶対理解できないほど。メモなしなら、覚えてねーよのオンパレードといってもいい。最初50ページほど読んだ後、メモを用意して改めて最初から読み始めたぐらい気合を入れて挑んだ(?)のは久しぶり。わかりやすく例えるなら、ジョージェット・ヘイヤ...