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アントニーとかマイクルとかギルバートとか

入荷だけ載っけておいてそのままだった。
といっても特に書くことがないんで、最近思ったことをここでひとつ。

アントニー・ギルバートのつきまとう死(論創海外ミステリ)を自分用に購入する。
(いつものように)解説から目を通すと、
「この作者の作品はまだ2作品ほどしか翻訳されてないため、日本での知名度は高くはない」と(だいたいこんな感じのことが)書かれている。
おそらく紹介が遅れたか、翻訳の機会に恵まれなかったのだろう。

ここで疑問に思った。
いやいや、この作者の作品はそこそこ翻訳されているし、同じ論創海外ミステリでも刊行されているはずだと。
それ以外でも何度か文庫でも見かけているし、あいまいだが「十二夜殺人事件」みたいなタイトルの作品があったはずだと。

しかし、amazonで検索するとヒットするのは「黒い死」「薪小屋の秘密」ぐらいだ。
ん?これはおかしい、何か違っていると考え始めたとき、あることに気が付いた。
勘違いしていたのは、「アントニー・ギルバート」ではなく「マイクル・ギルバード」だったと。

マイクル・ギルバードはマイクル・Z・リューインと同じで、なんか手に取らなかったのよね。
それで「マイクル」の部分の印象が薄くて、ついでに「ギルバート」の部分も同じ印象を抱くようになってしまった。
その「ギルバート」が「アントニー・ギルバート」に飛び火して、勘違いの原因を生んでしまったということになる。

ではマイクル・ギルバードは手に取らないかと言われればそうでもなく、「大聖堂の殺人」の他、いくつかは読んでみたい。
作者やその内容はそれほど重要ではなく、論叢海外ミステリというレーベルから出版されたことに価値を見い出すタイプ。
作家買いならぬ、レーベル買いとい珍しい購入理由の誕生である。

いつものは以下に。

夜叉神山狐伝説(岩崎正吾)
間違いの悲劇(エラリー・クイーン)
レオーネが荒野を駆ける時(高齋正)
情炎の美姫(真下五一)
貸しボート13号(横溝正史)
殉教カテリナ車輪(飛鳥部勝則)
六本木心中(笹沢左保)
うたってよ、わたしのために(立原えりか)
三十六人の乗客(有馬頼義)
逆説探偵(鳥飼否宇)
鉄の門(マーガレット・ミラー)
戦艦ヒンデンブルグの最期(佐藤大輔)
ポンパドール侯爵夫人殺人事件(檜山良昭)
人くい鬼 モーリス(松尾由美)
シカゴの事件記者(ジョナサン・ラティマー)
ランサーがモンテを目指す時(高齋正)
フィレンツェの魔風(武上純希)
姫路城魔界殺人(高山洋治)
もっとも危険なゲーム(ギャビン・ライアル)
爆撃目標、伯林(佐藤大輔)
宇宙コマンド・魔球殺法(新宮正春)
龍神池の殺人(篠田秀幸)
二人の妻をもつ男(パトリック・クェンティン)
必殺!血の報復(阿木慎太郎)
平壌クーデター作戦(佐藤大輔)
三色の家(陳舜臣)
フリードリヒ大王最後の勝利(佐藤大輔)
バレエ物語(伊藤佐喜雄編)
呪の血脈(加門七海)

マイクルの印象は薄いと書いたけど、「マイクル・イネス」はいい印象しかないなー。
まだ「詩人への挽歌」しか手元にないけど。
もしかして、問題はマイクルではなく「ギルバート」だったのかもしれない。
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