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文庫版もいいが、重厚感がある単行本も悪くない

グレイシー・アレン殺人事件、誘拐殺人事件、カブト虫殺人事件、ケンネル殺人事件と、ヴァンダインの創元推理文庫は比較的早めに売り切れてしまうことがほとんどです。
ヴァンダインの人気ぶりを再確認するに至りましたが、なんで僧正殺人事件とかグリーン家殺人事件ばかりが、市場にあふれているのか。
どう考えても6作品目以降の作品にもかなりの需要の声があるように思えますね。
私も既読なのはベンスン・グリーン家・僧正のみ。
東京創元社ー、もっと刷ってくれー。

カシノ殺人事件(カジノじゃなくて?)入荷しました。
カバー装丁が旧表紙(真鍋博氏作)で、新装丁ではありませんが、カバー本体共にかなり保存状態は良いです。
私も個人的に欲しいぐらいです。

有栖川有栖の密室大図鑑
剣の八(J・D・カー)
ロボットvs.人類(赤木かん子編)
猫別れ(猪本典子)
巫女の館の密室(愛川晶)
バルサスの要塞(S・ジャクソン)
レッドサンブラッククロス秘録(佐藤大輔)
アメン父(田中小実昌)
マギル卿最後の旅(F・W・クロフツ)
現代小説クロニクル1980~1984
タイム・トラブル・プリンセス(小林弘利)
帆船の森(すやまたけし)
砂漠の薔薇(飛鳥部勝則)
バニー・レークは行方不明(イヴリン・パイパー)
クレージー・ユーモア 海外SF傑作選
ゾークⅠ(横倉廣)
本格ミステリの王国(有栖川有栖)
「移情閣」ゲーム(多島斗志之)
カシノ殺人事件(S・S・ヴァン・ダイン)
月が魔法をかけた夜(小林弘利)

最近個人的に購入したものは、カーの蝋人形館の殺人(創元推理文庫新装版)、ジョージェット・ヘイヤーのグレイストーンズ屋敷殺人事件(論叢海外ミステリ)、鮎川哲也のりら荘事件(創元推理文庫)、アンソロジー下りはつかり(カッパ・ノベルス)あたり。

グレイストーンズ屋敷殺人事件はかなり悩んだ末の購入となりました。
そのうち文庫で出る可能性もありましたが(かさばらない文庫の方が個人的に好都合)、何年たっても文庫にならない論叢海外ミステリシリーズも多く、手に取る機会も少ない(であろう)ため、悩んだ末に手に取りました。(二回目)

この作家の本業は恋愛小説(ロマンス作家)で、ミステリーは余技ということになる。
どうやら本業の作品での特徴は、ユーモアとウェットに富んだ豊かな表現方法であるらしく、本作(グレイストーンズ屋敷殺人事件)や最近創元推理文庫で刊行された紳士と月夜の晒し台やマシューズ家の毒にも、その巧みな技術がふんだんに取り入れられているのではないか。

ミステリー分野での作品は本格推理との噂だが、どの程度かはまだ未読なため不明。
おそらくE・C・R・ロラックやクリスチアナ・ブランド、ヘレン・マクロイといった本格推理を得意とする女流作家に共通する、女性らしい繊細な文体とユーモアなテキスト、魅力的な謎の提示といった、本格推理好きを納得させる作風になっているのではないでしょうか。

でも最近はまったく本を読んでいない。
どれもこれもこの暑さが悪い。
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