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「犯罪の部屋」って翻訳でてるのだろうか

仕入れた商品の反応が芳しくないとき、蔵書に加えたい衝動に駆られる最近。
虚妄の推理(黒木曜之助)あたりなんかはもう自分のものにしてしまってもいいのではないか。
(黒木曜之助とか幾瀬勝彬あたりは読んでみたい)
そう考えると(蔵書行き候補が)結構あるなぁ。
実は何冊かは蔵書行きしている。

最近の仕入れは以下になりますよー。
出版社とか本の形態(文庫とか単行本とか)は書くのがめんどくさい困難なんで、右下のリンクもしくはThrow Rulerからどうぞー。

赤い密室(鮎川哲也)
『クロック城』殺人事件(北山猛邦)
幽霊狩人カーナッキ(W・H・ホジスン)
魔女も恋をする(風見潤編)
ミッドナイト・エクスプレス(B・ヘイズ W・ホッファー)
炎と雪(中北亘)
聖女の島(皆川博子)
虹の悲劇(皆川博子)
薔薇の血を流して(皆川博子)
霧の悲劇(皆川博子)
知床岬殺人事件(皆川博子)
サイモン・アークの事件簿2(E・D・ホック)
サイモン・アークの事件簿3(E・D・ホック)
摩優の樹(横井千香子)
横浜異人館の少女(草川隆)
泥棒は野球カードを集める(ローレンス・ブロック)
妖魔を撃て(清水義範)
思川恋歌(水樹涼子)
やぶれまんがの女(一柳一男)
闇の葬列(高橋義夫)
悪党パーカー エンジェル(リチャード・スターク)
楽園への疾走(J・G・バラード)
海の喪章(浜野春保)
刺青殺人事件(高木彬光)
真夜中の檻(平井呈一)
蚕室(野木充)
幽霊屋敷で魔女と(山中恒)
西南西に進路をとれ(鮎川哲也)
クイーンの色紙(鮎川哲也)
黒いトランク(鮎川哲也)
死が二人をわかつまで(J・D・カー)
レディのたくらみ(M・スラング編)
悲しみの時計少女(谷山浩子)
密猟者(山藍紫姫子)
はぐれ刑事純情派(篠崎好)
龍神丸/豹の眼(高垣眸)
古事記呪殺変(片桐樹童)
大いなる山 大いなる谷(志水哲也)

幽霊狩人カーナッキは角川ホラー文庫と創元推理文庫があります。

最近ですがようやくにして、離れた家(山沢晴雄)を購入しました。
いままで何度かめぐり合っていますが、その都度その都度機会を逃してきました。
が、ようやくですよ、というよりも今更ですよ。

といっても、収録作品の半数以上は既読ですが、「死の黙劇」とか「神技」「厄日」あたりは初なのでまあいいかなと。
これらの作品に、「離れた家」や「むかで横丁 解決編」を超える論理性があるわけではないらしいので、近いうちに(本当に近いうちに)読んでみましょう。
本書未収録の「砧未発表の事件」「見えない時間」等は既読済。
「新むかで横丁」とかひそかに執筆された長編作品とか、同人誌に収録された作品とかはもう(探してもないのに)あきらめています。
なんらかしらの機会に巡り合えたらよいかなと。

そういや中途の家(E・クイーン)を読み終える。
「後期クイーン問題」が(無意識に?)提示された最初の作品らしいのですが、その中身はいつものクイーンの本格推理であって安堵した。
(どっちの身分で殺されたかという、意味のないような疑問にあれだけの意味を見いだせるのはさすがと思う)
後期クイーン問題とは(本書解説によると)、いままではクイーン警視を通じて事件を知りその捜査に当たっていたエラリーが、自ら事件発生に立ち会い行動することを指すらしい。
事件に首を突っ込むタイプか、事件に遭遇するタイプかに区別する、いわゆる名探偵の立場についての定義ですが、結局はクイーンの創作スタイルの変化を問うたものであり、その定義を主論とした評論書があることなどを考えると、それだけクイーンが日本の推理小説に与えた影響の大きさがわかる。
(後期クイーン問題だけでよくそこまで考察できるなとも思う)

クイーンが作品を書くたびに、超人探偵から人間的な探偵として苦悩することになる探偵兼作家のエラリーですが、後期の作品は前期の作品ほど本格推理としての出来はイマイチという評判もあることですし、本格推理のプロットに悩む作者の作風の変化というようにも受け取ることができる。
私はまだ国名シリーズしか読んでおらず、後期クイーン問題と定義された作品群の推理小説としての完成度は未知なるものですが、クイーンの偉大さとすごさは、「本格推理」という定義から逸脱しなかったということに尽きるのではないかと思う。

中途の家の読者への挑戦ですが、私の場合は(毎度いつものことのように)ほとんど手付かずでした。
ですが、「灰皿の中から消えた物」に関する証言から、その消えた理由をおぼろげながら察することができたときはよっしゃと思いました。

ライノクス事件とか赤い館の秘密とか、先の展開を直感ではないなにかにより察することができると、いつになっても楽しいものです。
そういうわけで、本作は「フランス白粉」と「オランダ木靴」に並ぶお気に入りとなりました。
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