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カーの魅力について

最近、J・D・カー(C・ディクスン)の本を何冊か入荷したのをきっかけに、私自身も結構カーを読んでいることに気づく。
およそ50ぐらいか・・・?
カーの本はすべて翻訳されていて、全部で80冊(未調査)ぐらいだったような・・・。
大方有名どころは押さえた(はず)なので、読んでない本はマイナー作品のはず。

カーを読むきっかけはたしかクリスティの推薦でした。
東京創元社「皇帝の嗅ぎ煙草入れ」の裏表紙に、"クリスティが脱帽した"という文を見つけ、じゃあついでにといった感じで読み始め、本作にえらく感心した覚えがあります。
次に「連続殺人事件」(通称:連殺)を読み、本格的に密室に興味を持ち始めました。
いろいろと制限が付きそうな密室という設定で、いくつもの作品を執筆したカーの情熱はいまさらですが脱帽です。

では密室としての完成度が高いのはどれかというと、いろいろ迷ったあげく、三つの棺・プレーグ・コートの殺人(黒死荘の殺人)・ユダの窓の3冊であると思う。
他にも、赤後家の殺人とか白い僧院の殺人とかいいのはたくさんありますが、やっぱりベストはこの3冊。
どの作品にも不自然な点や納得いかないところはありますが、なぜか憎めない作品ばかり。
三つの棺は「密室講義」ばかりに評価が集まっていますが、メイントリックも十分すぎるほどの出来栄え。
フェル博士がさりげなく家の住人にあることを尋ねる場面は、最高の伏線だと思います。
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